こんにちは、管理人なっちゃんです。
今回は、最近何かと話題の、
FAや人的補償制度について、
私の考えを書いてみたいと思います。
年間指定席について考えてみた話はこちら。
なぜ今FAと人的補償が騒がれているのか:ホークスとライオンズのFAとその人的補償についてひと悶着あったのが原因。
今回何故こんなにFAとその人的補償について注目されたかというと、
ホークスとライオンズの間で起こった、
FAとその人的補償についてのひと悶着に起因します。
ライオンズ・山川選手がFA宣言し、
ホークスが獲得を発表しました。
山川選手の年俸はAランクですので、
人的補償が発生します。
ホークスはプロテクトリストをライオンズに送付しましたが、
まさかのホークスのレジェンド・和田投手が
プロテクト漏れしていたようです!
そこから先は何も確証がありませんので何とも言えませんが、
和田投手の代わりに、甲斐野投手がライオンズに指名されました。
甲斐野投手はプロテクト内だったが、和田投手を指名しない代わりに、
甲斐野選手になった…という話もありますね。
人的補償は基本的に、選手は拒否することができず、
拒否する場合は引退となります。
またプロテクトリストは一度作成したら、変更はできません。
それを踏まえると、かなり問題のあるひと悶着だったと言えます。
選手会の主張:人的補償は廃止してほしい。FA取得までの期間の短縮を要求。
選手会はFAや人的補償については、
・人的補償→負担が大きい。廃止してほしい。
・FA→取得までが長すぎる。6年まで短縮してほしい。
というスタンスです。
まぁ選手会の言いたいことも分からなくはないです。
人的補償は年末~年始にかけて発表されることが多く、
そこから引っ越し→新しいチームに挨拶して、
すぐにキャンプが始まるので、
かなり負担はあるでしょう。
FAに関しても、高卒から3年目くらいから活躍すると、
28歳くらいにFAとなるので、
脂ののった時期に移籍ができますが、
大卒や社会人卒の選手だと、
30歳過ぎくらいでFAになってしまうので、
全盛期は過ぎた時期に移籍になります。
選手会としては、もっと流動的に移籍できるようにしてほしいということでしょう。
イチカープファンの考え:人的補償はあった方がよい。人的補償をなくすなら、ドラフト指名権の譲渡など代替案がほしい。戦力の均衡化がなければ、野球人気自体が下がると思う。
イチカープファンの私の考えは、
- 人的補償はあった方がよい
- 人的補償をなくすなら、ドラフト指名権など戦力を補える形を整えてほしい
- 戦力の均衡化が図れるシステムを作ってほしい
この3つになります。
1ですが、基本は人的補償はあった方がいいと思います。
人的補償が発生するFAであれば、
その選手は移籍しても即戦力でしょうから、
古巣の大幅な戦力ダウンは否めません。
移籍の時期的に、トレード等での戦力補充が難しいので、
人的補償で戦力補充するのが一番かと。
プロで何年か過ごしているので、
戦力になる可能性もありますしね。
特にカープは人的補償でやってきた選手が活躍しているので、
それが楽しみな部分もあります!
2ですが、人的補償をどうしてもなくすなら、
戦力補充のための手段を考えてほしいと思います。
例えば次の年のドラフト指名権を譲渡するなどですね。
これもその年の戦力補充にはならないので、
人的補償の方がいいのですが、
何もないよりは、ドラフト指名権をもらった方がいいですからね。
例えばAランクの場合は2回目の指名権、
Bランクの場合は3回目の指名権の譲渡などがいいと思います。
指名が被らなければ、2位指名や3位指名の権利の譲渡になりますね。
指名が被った場合、外れ1位の指名権譲渡になることもあるので、
戦力補充としてはいい感じになりそうです。
こうなるとFA選手を獲る球団も、
ドラフト含めて考えるようになるので、
むやみやたらなFA選手の乱獲は減りそうです。
3ですが、お金のある球団だけが、
どんどん戦力が集まっていくのではなく、
ある程度どのチームも戦力が拮抗してほしいです。
FAの補償がお金だけになるのは反対なのは、
お金のあるチームなら補償の金銭くらいなら
痛くもかゆくもないと思われるからです。
FAは選手の権利なので~という論調をよく見ますが、
お金のあるチームしか勝たない→お金のないチームは撤退
→チーム数が減る→プロ野球選手自体が減る
という流れになりかねないと思います。
野球人気も徐々に下がっている中、
特定のチームばかりが強いというのは、
人気の拡大にはつながらないと思います。
(サッカーのJリーグなんか、毎年順位が変動しますしね)
どのチームも優勝が目指せるような、
戦力の均衡化が図れるシステムを構築してほしいなと思います!
それではマツダスタジアムでお会いしましょう。またね~☆
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