こんにちは、管理人なっちゃんです。
今回は、マツダスタジアムで試合観戦をするときの、
熱中症予防と、なってしまった時の対処法について説明していきます!
そもそも熱中症とは?:長時間暑い中にいて、体温調整機能が働かなくなり、体に熱がこもった状態。場合によっては命の危険も!
そもそも熱中症とはどんな状態でしょうか?
厚生労働省のホームページでは、以下の通りに説明されています。
マツダスタジアムは
①高温(5月くらいから、25℃を超え始める)
②多湿(風のない日は、湿気がこもる。雨の日も同様)
③直射日光(体温上がる)
のトリプルパンチで、熱中症になりやすい環境です。
熱中症を予防するには?:①服装による調整
暑い時期の服装の記事でも紹介しましたが、
①首・手首・足首を出す。
②風通しのよい素材の服を着る。
が基本です。まだ夏になっていないときは、
脱ぎ着できる服装で調整するようにしましょう。
(薄手のロンT、半袖、シャツなどを着ていって、随時脱ぎ着するなど)
基本の服装の記事でも触れていますので、ご覧ください。
熱中症を予防するには?:②持ち物による調整
主にデイゲームで持って行くものの記事で紹介していますが、
タオル・帽子・扇風機(団扇)が大事になります。
まずタオルですが、汗を拭くことで
気化熱(水分が乾くときに熱を奪っていくこと)で体温を下げることができます。
次に帽子ですが、直射日光を防ぐことで、
頭から体温を上昇することを防ぎます。
風通しを考えると、キャップの方がいいと思います。
日焼け防止でハットをかぶるのであれば、
時折脱いで、熱を逃がすようにしましょう。
最後に扇風機(団扇)ですが、
風を送ることで、汗を乾かし、気化熱により体温を下げます。
がっつり応援するなら、首にかける扇風機がおすすめです。
少なくとも団扇や扇子は用意しましょう。
7・8月や、9月前半のデイゲームで、
35℃に迫るような、命の危険もあるような暑さの時は、
ネッククーラーも用意しておくことをおすすめします。
ネッククーラーでしっかり冷やし、
そのあとを扇風機でさらに冷やすと、
かなり体温をさげることができます!
熱中症を予防するには?:③体調管理による予防
こちらも暑い時期の服装の記事で紹介しましたが、
水分補給を欠かさないようにしましょう!
出来れば、しっかり冷えた飲み物で水分補給をしましょう。
冷たい飲み物で体温を下げつつ、
脱水を予防することができます。
アルコールは水分補給になりません。
大事なことなのでもう一度言います。
アルコールは水分補給になりません!
厳密に言うと、冷たいので体温を下げてはくれますが、
アルコールの利尿作用(尿をたくさん出す作用)により、
飲んだ以上の水分が、尿として出てしまいます。
熱中症と脱水は、セットで起こることが多いので、
脱水を促進するアルコールは、熱中症予防で飲むものとしては適しません。
アルコールと同量以上の、ノンアルコールの飲み物も飲むようにしましょう。
また、マツダスタジアムに行くまでに、
しっかりと水分補給や食事をしておきましょう。
水分は吸収されるまでに、時間がかかります。
マツダスタジアムについた後で、水分補給をすると、
最初の3回までは、水分が補給されていない状態になります。
スタジアムにつく1時間前くらい前には、食事をしておくようにしましょう。
最後に、「暑いな」「調子が悪いな」と思ったら、
直射日光の当たらない場所に移動して、
しっかり休むようにしましょう。
直射日光を避けるだけで、大分楽になることもあるので、
無理をしないようにしましょう。
熱中症かも?と思ったら:警備員やスタッフに声をかけて、医務室へ。周りの人は首や脇の下、腿の付け根を冷やしつつ、無理のない範囲で冷たい飲み物を飲ませる。目を離さないように!
もしも、自分が熱中症かも?周りの人が熱中症かも?と思ったら、
まずは、近くの警備員さんや、スタッフさんに声を掛けて、
医務室に行く準備をしてもらいましょう。
すぐに連れて行ってもらえたらいいのですが、
スタジアムでは、他にも体調不良の方や、
ファールが当たって処置をしている方もいるので、
すぐに連れて行ってもらえるとは限りません。
待つ間、周りの方は、直射日光の当たらない場所に連れていって、
横になれれば、横にした後、以下の3か所を冷やしてください。
①首筋
②脇の下
③腿の付け根
この3か所は、大きな動脈が通っていて、体を効率的に冷やすことができます。
売店に行って氷を分けてもらったり、ネッククーラーがあれば貸してあげましょう。
氷がない場合は、水にぬらしたタオルで3か所を拭き、
扇風機や団扇で風を送りましょう。
意識がはっきりしていて、飲み物を飲むことができれば、
冷たい飲み物(アルコール以外)を飲んでもらいましょう。
用意できれば、薄めたスポーツドリングがベストです。
なければ、ウーロン茶や水を飲んでもらってください。
医務室に連れて行ってもらうまでは、
必ず調子の悪くなった人から目を離さないようにしてください!
急に意識がなくなったり、吐いたりすることがあります。
横になれる場合は、以下のイラストのようなセミファーラー位を取ってください。
この体勢だと、顔色も見えるし、
吐いても窒息しないので、ひとまず安心です。
気分が良くなり、結局医務室に行かなかったとしても、
その日一日は体調に十分注意してください。
少しでもおかしいと感じたら、迷わず病院受診しましょう。
病院が空いていない時間なら、迷わず救急車です。
熱中症は遅れて症状が出ることもあるので、
家族の方はしっかり注意しておきましょう。
それではマツダスタジアムでお会いしましょう。またね~☆
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