灼熱のマツダスタジアムに通うアラフォーが教える、熱中症の予防と対処法。

その他

マツダスタジアムで熱中症にならないためには?
もしもなってしまったらどうしたらいい?
こんな疑問にお答えします!

甘く見てはいけませんよ!

こんにちは、管理人なっちゃんです。

今回は、マツダスタジアムで試合観戦をするときの、

熱中症予防と、なってしまった時の対処法について説明していきます!

そもそも熱中症とは?:長時間暑い中にいて、体温調整機能が働かなくなり、体に熱がこもった状態。場合によっては命の危険も!

そもそも熱中症とはどんな状態でしょうか?

厚生労働省のホームページでは、以下の通りに説明されています。

熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、
体温調節機能がうまく働かなくなり、
体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、
救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。

厚生労働省ホームページより

マツダスタジアム

①高温(5月くらいから、25℃を超え始める)

②多湿(風のない日は、湿気がこもる。雨の日も同様)

③直射日光(体温上がる)

のトリプルパンチで、熱中症になりやすい環境です。

雨上がりのこんな天気の日も、要注意です。

熱中症を予防するには?:①服装による調整

暑い時期の服装の記事でも紹介しましたが、

①首・手首・足首を出す。

②風通しのよい素材の服を着る。

が基本です。まだ夏になっていないときは、

脱ぎ着できる服装で調整するようにしましょう。

(薄手のロンT、半袖、シャツなどを着ていって、随時脱ぎ着するなど)

基本の服装の記事でも触れていますので、ご覧ください。

5月くらいの服装の例。暑くなりそうなら、ズボンは明るい色の方がいいです。
7月過ぎの服装の例。ズボンは8分丈くらいで足首を出し、サンダルでさらに涼しく!

熱中症を予防するには?:②持ち物による調整

主にデイゲームで持って行くものの記事で紹介していますが、

タオル・帽子・扇風機(団扇)が大事になります。

まずタオルですが、汗を拭くことで

気化熱(水分が乾くときに熱を奪っていくこと)で体温を下げることができます。

ある程度使っているタオルの方が、しっかり汗を吸ってくれます(使いすぎてくたびれている)

次に帽子ですが、直射日光を防ぐことで、

頭から体温を上昇することを防ぎます。

風通しを考えると、キャップの方がいいと思います。

日焼け防止でハットをかぶるのであれば、

時折脱いで、熱を逃がすようにしましょう。

そろそろキャップの季節ですね。

最後に扇風機(団扇)ですが、

風を送ることで、汗を乾かし、気化熱により体温を下げます。

がっつり応援するなら、首にかける扇風機がおすすめです。

少なくとも団扇や扇子は用意しましょう。

風を送って、しっかり冷やしましょう。団扇は球場でもらえる日もあります。

7・8月や、9月前半のデイゲームで、

35℃に迫るような、命の危険もあるような暑さの時は、

ネッククーラーも用意しておくことをおすすめします。

ネッククーラーでしっかり冷やし、

そのあとを扇風機でさらに冷やすと、

かなり体温をさげることができます!

保冷剤を入れて使うネッククーラー。UVカットだと首筋の日焼け防止にもなります。

熱中症を予防するには?:③体調管理による予防

こちらも暑い時期の服装の記事で紹介しましたが、

水分補給を欠かさないようにしましょう!

出来れば、しっかり冷えた飲み物で水分補給をしましょう。

冷たい飲み物で体温を下げつつ、

脱水を予防することができます。

アルコールは水分補給になりません。

大事なことなのでもう一度言います。

アルコールは水分補給になりません!

厳密に言うと、冷たいので体温を下げてはくれますが、

アルコールの利尿作用(尿をたくさん出す作用)により、

飲んだ以上の水分が、尿として出てしまいます。

熱中症と脱水は、セットで起こることが多いので、

脱水を促進するアルコールは、熱中症予防で飲むものとしては適しません。

アルコールと同量以上の、ノンアルコールの飲み物も飲むようにしましょう。

ウーロン茶が一番無難です。勝ち鯉ジュースは復活しないのかな…

また、マツダスタジアムに行くまでに、

しっかりと水分補給や食事をしておきましょう。

水分は吸収されるまでに、時間がかかります。

マツダスタジアムについた後で、水分補給をすると、

最初の3回までは、水分が補給されていない状態になります。

スタジアムにつく1時間前くらい前には、食事をしておくようにしましょう。

最後に、「暑いな」「調子が悪いな」と思ったら、

直射日光の当たらない場所に移動して、

しっかり休むようにしましょう。

直射日光を避けるだけで、大分楽になることもあるので、

無理をしないようにしましょう。

コンコース、センター付近。日陰になっています。レフト付近には休めるところもあります。

熱中症かも?と思ったら:警備員やスタッフに声をかけて、医務室へ。周りの人は首や脇の下、腿の付け根を冷やしつつ、無理のない範囲で冷たい飲み物を飲ませる。目を離さないように!

もしも、自分が熱中症かも?周りの人が熱中症かも?と思ったら、

まずは、近くの警備員さんや、スタッフさんに声を掛けて、

医務室に行く準備をしてもらいましょう。

すぐに連れて行ってもらえたらいいのですが、

スタジアムでは、他にも体調不良の方や、

ファールが当たって処置をしている方もいるので、

すぐに連れて行ってもらえるとは限りません。

待つ間、周りの方は、直射日光の当たらない場所に連れていって、

横になれれば、横にした後以下の3か所を冷やしてください。

①首筋

②脇の下

③腿の付け根

この3か所は、大きな動脈が通っていて、体を効率的に冷やすことができます。

売店に行って氷を分けてもらったり、ネッククーラーがあれば貸してあげましょう。

氷がない場合は、水にぬらしたタオルで3か所を拭き、

扇風機や団扇で風を送りましょう。

意識がはっきりしていて、飲み物を飲むことができれば、

冷たい飲み物(アルコール以外)を飲んでもらいましょう。

用意できれば、薄めたスポーツドリングがベストです。

なければ、ウーロン茶や水を飲んでもらってください。

医務室に連れて行ってもらうまでは、

必ず調子の悪くなった人から目を離さないようにしてください!

急に意識がなくなったり、吐いたりすることがあります。

横になれる場合は、以下のイラストのようなセミファーラー位を取ってください。

この絵では抱き枕がありますが、抱き枕なしでこの体勢になってください。

この体勢だと、顔色も見えるし、

吐いても窒息しないので、ひとまず安心です。

気分が良くなり、結局医務室に行かなかったとしても、

その日一日は体調に十分注意してください。

少しでもおかしいと感じたら、迷わず病院受診しましょう。

病院が空いていない時間なら、迷わず救急車です。

熱中症は遅れて症状が出ることもあるので、

家族の方はしっかり注意しておきましょう。

健康に、安全に見れてこそ、楽しい野球観戦です!

この記事のまとめ
熱中症とは?:長時間暑い中にいて、体温調整機能が働かなくなり、体に熱がこもった状態。場合によっては命の危険も!マツダスタジアムは、熱中症になりやすい条件が整っている。

熱中症を予防するには?:服装による調整、持ち物による調整、体調管理による予防がある。少しでもおかしいと思ったら、すぐに直射日光の当たらない場所で休憩する。

熱中症かも?と思ったら:警備員やスタッフに声をかけて、医務室へ。周りの人は首や脇の下、腿の付け根を冷やしつつ、無理のない範囲で冷たい飲み物を飲ませる。目を離さないように!その日一日は体調に注意する。病院受診や救急要請はためらわずに!

それではマツダスタジアムでお会いしましょう。またね~☆

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